桜井舟山 [出石の先人]
但馬の考古学黎明期に活躍した先人である。
出石藩の学者であった。今から250年くらい前の人である。養父市大薮にある大薮古墳群について記述している。
その内容は「大薮付近でも塚を発いて遺物を得たと伝えているが、もし事実ならこれらの窟(大薮古墳群)は上古尊者の墓であろう」と記している。
「当時の認識としては卓越したもの」と紹介されている。
古来都や半島との関係から遺跡や遺物の豊富であった但馬では早くから考古学的に発想が見られたようである。
出石藩の学者であった。今から250年くらい前の人である。養父市大薮にある大薮古墳群について記述している。
その内容は「大薮付近でも塚を発いて遺物を得たと伝えているが、もし事実ならこれらの窟(大薮古墳群)は上古尊者の墓であろう」と記している。
「当時の認識としては卓越したもの」と紹介されている。
古来都や半島との関係から遺跡や遺物の豊富であった但馬では早くから考古学的に発想が見られたようである。
但馬文化協会発行、瀬戸谷皓著「但馬の古代」(写真)より。
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